組織を作っているのは口にしている食べ物です
整体の効果を最大限にする為にも食の整体にも目を向けませんか

食の整体で体を良くする食を紹介

食の整体で体を内部から健康に

いくら外部から血管や神経や筋肉や関節、骨盤矯正しても、それらを構成しているのは食しているものです。整体の効果を最大化するには摂取しているものにも気を配らなくてはなりません。

例えば、小麦です。パンや麺類など多くの食品に入っています。

何が悪いのか?

一言でいうと体が炎症体質になります。脳や内臓にアミロイドβがたまり組織を壊します。認知症の原因のひとつとも言われています。

また腸もれ症候群(リーキーガット症候群)を起こす事で皮膚の発赤、腫れ、湿疹、痒み、肌荒れ、下痢、便秘、腹痛、吐き気、嘔吐、気分のイライラ、不安、うつ、意欲低下、集中力の低下、免疫力の低下など原因不明の不定愁訴を引き起こします。

つまり食して体が健康になる食と過剰に摂取すると不健康になる食があるという事です。


食の整体(魚編)

食べて整体効果を上げる食材

食の整体

鯖(さば)の旬は春と秋です。
選ぶ基準はしまがハッキリ出て腹部が銀色でつやつやしているもの、眼が透明で青色をしているものをチョイス。

鮮度が落ちるとアレルギーの原因ヒスタミンが増えます。

栄養成分は不飽和脂肪酸のEPA、DHA、ナイアシン、タウリン、カルシウム、ビタミンA・B2・B12・D、鉄分など。

DHAは脳を活性化させ、記憶力や学習能力が高まります。またコレステロール値も下がります。EPAは動脈硬化やガン予防につながります。

ナイアシンやタウリンがコレステロールを下げ肝機能を強化し疲労を回復しやすくします。

肝臓の機能向上や硬さをとる事で、横隔神経が緩み、肩こりや首痛、肩関節の動きに影響する事も。

カルシウムやビタミンDが骨や歯を丈夫にします。またさばの血合いには鉄分が多く含まれています。

食の整体(魚編)

食べて整体効果を上げる食材2

体が細長く腹が狭く見える事から「狭腹」と言われ、春に一番脂がのってるので「鰆」と書くようになりました。

背の部分が青みを帯び、全体に光沢と張りのあるものが新鮮です。

さばと同様に不飽和脂肪酸のEPAやDHAが豊富です。他ビタミンB2やカリウムも多く含みます。

ビタミンB2は肌荒れやニキビの予防・改善に効果があります。またカリウムは血圧を下げてくれます。

EPAやDHAは血液をサラサラにする、アレルギー症状を緩和する、ガンの予防する効果が報告されています。

またDHAは脳細胞を活性化、記憶力・学習能力を向上。

食の整体(ダイエット編)

焼き梅干しでダイエット

食の整体

焼き梅干|ホット梅干でダイエット
梅干の中のバニリンという成分に脂肪燃焼効果があります。

加熱する事でバニリンが20%UPするので温める事が必須です。

またムメフラールという成分も健康面やダイエット効果が期待できます。クエン酸と糖で結合しており、血流改善効果があります。

ダイエットにはむくみや冷えは大敵なので血流改善は非常に
大事になってきます。

クエン酸には血管拡張、腸の動きを活発にし排便を促進
腸内環境が良くなる事で代謝がUPしダイエットに貢献します。

さらに梅干に含まれるフラボノイドやおなじみクエン酸には抗酸化作用があります。シミやシワなど肌老化の原因である酸化を予防できます。

焼き梅干しのお手軽な作り方、食べ方、注意点です。

梅干し10個を500Wの電子レンジで1分温めます。その後冷蔵庫で保存。そのまま食べても、炒め物に混ぜても白湯に入れて飲むのもありです。

梅干しは塩分が高いので過剰に食べ過ぎはNGです。
食べ過ぎは胃酸過多やむくみの原因になります。

ダイエットといっても一日3個位にしておきましょう。

食の整体(野菜編)

キャベツって意外に栄養豊富

食の整体 キャベツ

冬キャベツは12月~3月上旬、春キャベツは今が旬

栄養成分はビタミンU・Cが豊富で芯の部分に多く含まれます。
2~3枚の葉で1日のビタミンCの必要量を摂取、カルシウム、カリウムも含みます。

ビタミンUは体内の傷ついた組織を修復作用があり胃炎、胃潰瘍の予防に役立ちます。

ビタミンCは風邪の予防や美肌効果が期待できます。

カルシウム不足になると精神が不安定になるので、キャベツは精神の安定にも寄与します。

ポイントはビタミンCやUは水溶性のビタミンなので(ビタミンBも)洗う時は素早くやく済ませましょう。切ってから水にさらすとビタミン群が流出しますので気を付けましょう。

保存の際は芯に切り込みを入れると成長がストップし栄養の損失を最小限にできます。皆さんやっていると思いますが残留農薬のリスクを減らすため一番外の葉は取り除きましょう。

食の整体(野菜編)

にんじんは油と一緒にとろう

食の整体

人参は原産はアフガニスタンで
朝鮮人参と根の形の類似から人参と呼ばれています。

栄養成分は根の部分にカロテンが豊富です。
他ビタミンC、カルシウム、カリウム、食物繊維を含みます。

生で食べるより油と一緒に食した方がカロテンの吸収が良くなります。

カロテンは皮膚や粘膜を強化し美肌になります。
また視力の低下や眼精疲労を予防します。がん予防も兼ねてます。

カリウムはおなじみ血圧を下げ、食物繊維がコレステロールを排出、便秘改善や肌荒れ防止につながります。

アスコルビナーゼ(アスコルビン酸酸化酵素)がビタミンⅭを
破壊するので熱を通してビタミンⅭが破壊されるのを予防した方がよいとされています。

アスコルビナーゼ(アスコルビン酸酸化酵素)が還元型のビタミンC(L-アスコルビン酸)を酸化型ビタミンC(デヒドロアスコルビン酸)に変化させるからです。

体内でも還元型ビタミンCはデヒドロアスコルビン酸に酸化されますが、還元型を摂取しても酸化型を摂取しても人体内ではほとんどが還元型として存在することが実験でわかってます。

ビタミンⅭが熱に弱いとの定説ですが間違いです。

厳密には水溶性のためゆでると溶け出ていくので含有量が低下していくわけです。

水を使わない加熱調理やできるだけ短時間の茹で加熱が野菜のビタミンC保持に効果的です。

食の整体(野菜編)

独特の香りは好き嫌いがあるけど体には◎

食の整体 せり

主な栄養成分はカロテン、ビタミンC、
カリウム、鉄分、カルシウム、葉酸や食物繊維も含まれます。
独特の香りはミリスチシン、カンフェンなどの精油成分です。

鉄分や葉酸が貧血予防改善に効果があります。

ミネラルとビタミン類の働きで血行不良を予防できるので
肩こりや肩こりから起こる頭痛やめまいに効果があります。

また天然の精油成分がストレスを緩和し
体を温めてくれるので冷え性対策になります。

ケルセチンという成分もガンを予防する働きがわかってます。

せりが苦手という方は他の野菜や果物で代用できます。
ケルセチンはタマネギ(特に外皮に多い)リンゴ、サニーレタス、ブロッコリー、モロヘイヤなどにも比較的多く含まれてます。

さらに細かくケルセチンの効能をあげると抗酸化作用や抗炎症作用、降圧作用などの作用があることがわかっています。 また、脂肪分解、コレステロールを下げる作用もあると報告されてます

最後に食べ方ですが、あくが強いので下茹でして水にさらします。
肉類の臭みを消す働きがあるので肉料理(鍋料理とか)がいいかも。

食べない理由が見つからない

食の整体 枝豆

栄養はタンパク質、カロテン、ビタミンB1・B2・C・E、カリウム、カルシウム、鉄分、サポニン、レシチン、イソフラボンなど

サポニンは抗酸化作用があり、老化やガンの予防に作用します。またコレステロール値を下げ動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病を予防。

イソフラボンは更年期障害を軽減させます。ビタミンB1は糖質を代謝しエネルギー生成を行い体がバテるのを予防します。

レシチン・ビタミンB1・C、タンパク質に含まれるメチオニンはアルコールから肝臓を守る働きがあります。だからビールに枝豆は合理的にありなんですね(笑)

さらにレシチンは記憶力を高め痴呆予防にもなります。

もう枝豆を食べない理由が見つかりませんね!